Be Yourself

幸せの研究がこれからますます価値を持つ時代がくる気がします。

最近本の中に、その時のキーワードになりそうなフレーズを見つけました。

「Be Yourself」

これは以前「好奇心の育み方」という記事の中で「京大変人講座」という本を紹介しましたが、最近出版されたその続編「もっと!京大変人講座」のあとがきで見つけたフレーズです。

その中で「変人たれ」を英語で言うと「Be Yourself」じゃないかと書いてありました。この「あなたらしく」を目にしたときに、これからの幸せを考えるときのKeywordになるのでは、と感じました。

在宅勤務が当たり前になって、自宅の周りで1日中過ごすようになって気がついたことがいろいろとあります。

①散歩は発想の宝庫

オンラインワーク=自宅でいつでも仕事ができるようになると、かえって仕事をする時間が増えたような気がします。気がつくと1日中家から出ていないことがよくありました。それじゃよくないと気分転換と運動不足解消のために、毎日1時間程度散歩する時間を予めスケジュールに組み込みむことにしました。(1時間散歩すると1日の歩数が大体1万歩になります)

以前「ONとOFFの法則」という記事の中で、行動をテンプレート化するとONが充実すると書きましたが、今回は散歩をテンプレート化しました。

私の自宅は郊外にあるので、遊歩道と公園をたどっていくとほとんど車道を横切らずに1時間歩くことができます。(つまり、歩いているときに注意散漫でも、車にぶつかる心配がありません。)天気のいい日に、Spotifyに登録した「お気に入りの曲」をシャッフル再生しながら散歩すると気持ちよく、それまで歩いているときに目を止めなかった道端のきれいな花に目がいくようになり、写真を撮る機会が増えました。

最初のころは音楽ではなく、NewsPicksの1時間くらいの動画を聴きながら散歩していましたが、ある時音楽を聴きながら散歩してみると、いろいろなアイデアが閃いてきました。これは散歩の時間を情報収集に当てるより、アイデアを閃く時間にした方が価値があるなと気が付きました。今は毎日音楽を聴きながら歩いています。1時間散歩していると、毎回いろいろな(変な)アイデアを閃くので、散歩に行くのが楽しくなりました。

②自然の良さ

散歩をするとその日の気分は良くなりますが、それは単に歩くだけでなく、木々の緑やさり気なく道端に咲いている花を目にするからだと思います。現在散歩している道は以前もよく歩いていた道ですが、そのときはどこかへ行く目的があった場合がほとんどで、道端にこんなにいろいろな花が咲いていることに気が付きませんでした。(というより、目に留まりませんでした。)普段視界に入っていても、見えていない美しいものがいろいろとあるのだと思います。

③テレビの魅力

4月半ばに11年使ってきたテレビが突然映らなくなり、慌ててメーカーのサービスセンターに電話をしました。部品保証期間は過ぎているので修理部品がもうないかもしれません。そのため修理に伺っても直るかどうか分かりません。直らなくても出張修理代金はいただきますという回答でした。買い替えるかどうしようか迷いましたが、気に入っているテレビでしたので、取り敢えず修理を依頼。結果修理でき復活しました。そのため、直るまでの間まる2日テレビのない生活を送りました。いままで特に定期的に視ている番組はありませんでしたが、テレビが映らないとなるとなんか寂しいですね。在宅時間がほとんどになった今は、テレビの存在価値が上がっていることを認識しました。

④本当に必要なモノの気づき

緊急事態宣言下の現在、不便に感じることはいろいろとありますが、「足るを知る」いい機会になりそうです。

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