発明 100 x 100 の法則

企業のR&D(研究開発)部門では常にInnovation=発明をすることが求められていますが、発明はそうそうできるものではありません。ただ発明は難しいと思って、ウンウン唸りながら仕事をするより、発明は簡単だと思って、楽観的に仕事に取り組んだ方が、結果的にいいOutputが出るような気がします。

そこで、私が以前R&D部門のトップをしていたときに、若手研究者によく話していた簡単に発明をする方法というのがあります。それは次のような考え方です。

(私)「発明は難しいと言っても、100個くらい新しい発見ができれば、1個くらい発明はできるだろう。」

(若手)「確かにそうですね。でも、新しいことを発見するのが難しいんですよ。」

(私)「確かに発見も難しいね。でも、100回くらい驚くこと(=感動すること)があれば、1個くらい新しい発見があるだろう。」

(若手)「確かに100回くらい驚くことがあれば、1個くらいは新しい発見はありそうですね。」

(私)「ということは、100×100=10,000回驚くことがあれば、発明が1個生まれるということになるね。」

(若手)「確かに」

(私)「ということは、1年に1個発明をしようすると、1年間で1万回驚けばいい。それはつまり、

1万回/365日≒27.4回/日

1日起きている時間は16時間とすると、

27.4回/16時間=1.7回/ 時

つまり、1時間に2回驚く(感動する)ことができれば、毎年1個発明ができるということになるね。」

「結論:感動力を鍛えて、日常の中で1時間に2回感動するようにしましょう。」

これを「発明 100×100 の法則」と勝手にネーニングしました。

ちなみに、私がR&D部門で初めて働いたのは49歳のときですから、私は研究開発の専門家ではありません。(笑)