第1回【就活で大事なこと】

昨日はGNP第1回に参加いただきありがとうございました。 あと2回GNPの集まりを予定していますが、3回の活動だけでは、なかなか皆さんに話をする時間がとれないため、GNP メール版として、今後皆さんが就職活動をする上で参考になりそうなことをメールで配信していこう思います。 

まずは昨日の復習です。 昨日お話した内容のポイントは 

・就職とは結婚であり、就職活動とは自分に合った結婚相手を探し出し、その相手から結婚する同意を取り付けることと同じ。 但し、時間の非常に限られた。 

・やるべきことは2つあり。 自分に合う相手を探し出すことと、その相手に自分を選んでもらうこと。 どちらも重要なプロセ ス 

・ところが、学生は短期決戦のプレッシャーから、自分に合うかどうかの確認(会社研究)はあまりせず、相手から選んで もらうこと(内定獲得)に注力しがち。 

・もちろん、相手探しばかりしていると、その間に戦いは終了してしまうし、かりにいい相手がいても選ぶ権利は相手(会社)にもあるため、結婚できるとは限らないといううのも事実。 

・そのため、まず内定をとり、それから内定をとった会社をよく見るという作戦でもOK。 でも、よくあるのは内定をとった時点で疲れてしまい(もうこの相手でいいやと思って)、それ以降に会社をよく見るというアクションまでとらないというケース。 これじゃあ非常にリスキー。 就職活動にはやり抜く体力と精神力が必要です。 

・結婚相手を探すのに、お見合い写真だけを見て決める(ネット情報だけで選ぶ)とか、集団お見合いでちょっと話しただけで決める(説明会で話をきいただけでいい悪いを判断する)のでは、自分に合うかどうかなんて分からないですよね。 でも、就職活動ではよく起こります。 

・自分に合う相手を探し出すためには
自分の足で回り(ネット情報では相性は分かりません)、 自分の目と口でコミュニケーションをし(見て感じ取ることが必要。電話では雰囲気は分かりません) 自分で判断する(自分との相性は他の人には分かりません) ことが重要です。 

・昨日の課題は、会社員の仕事に対する個人的思い(何をおもしろいと感じているか)を聞き出すというものでした。 実際の会社訪問、OB訪問の際にも、表面的な仕事の内容や、会社の事業内容を聞き出すのではなく、会っている目の前の相手の「思い」を感じとることに注力すると、合う相手(会社)かどうか何となく見えてくると思います。 

ただし、見えるのは何となくです。 はっきり分からないと不安でしょうが、何となく分かるのが精一杯ですし、会社を選択する上ではそれで十分です。 

今日はとりあえずこの辺で。